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外壁が落下する事故が多発

外壁打診調査協会、理事の和田です。

最近、外壁や看板が落下する事故が多発しています。

先月10日、新宿・歌舞伎町の市街地にて、築40年近いビルの外壁の
一部が20mの高さから落下しました。

 

落下写真

 

 

 

 

 

幸い、けが人は出なかったものの、危うく難を逃れた人もおり、また
事故が大きく報道されたこともあって、世間の関心が高まりました。

また、同じく先月中旬、札幌市で高さ15mから金属製の看板が落下。
こちらは、歩行者の女性の頭部に直撃し、女性は今も意識不明です。

これらの事故を受け、各自治体では看板や外壁の緊急調査に着手しています。

 

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その様子は、NHK番組・クローズアップ現代でも取り上げられ、

外壁落下・看板落下事故に対する注目度の高さが窺えます。

当協会では、私たちの提唱する、無足場工法による外壁打診調査が、
こういった事故の予防に大きく寄与すると考えています。

建築基準法では、10年に一度、建物の外壁を全面打診調査することが
義務づけられていますが、

「足場コストがかさみ、費用負担が大きい」というイメージで
受け止められ、二の足を踏むビルオーナーさんが多いのが現実です。

しかし、ロープブランコによる外壁打診なら、足場工法の1/3~半分の
低コストで調査が可能。

この工法の知名度を上げていくことで、手軽に外壁打診調査を利用して
頂けるようにすることで、建物と街の安全を保つことに寄与できる。

当協会は、この理念の元に活動を展開しております。

2月の一連の落下事故に関しては、協会として今後も関心を持って情報を
収集し、続報などもお届けしていきます。

2015-03-31 | Posted in News&Columns, 外壁の劣化, 新着情報

 

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