定期報告制度が充実しても、外壁落下事故は起こります(その2)

建物のタイルやモルタルが落下して、通行人がケガをする事件が、
全国で相次いでいます。

建築物に関する事故の情報は、まずは所在する市区町村等の役所に伝えられ、
最終的には、監督官庁である国土交通省に集まることになっています。

各々の事故情報は集計されて、国交省HPにて閲覧することができます。

 

そこから、外壁含む建物外部の部材落下の被害数のみをピックアップしたのが
以下の表になります。

 

 

これを見ると、毎年何らかの形で、タイルやモルタルの落下事故が起こり、
負傷された方もいらっしゃったということの報告が、国土交通省に上がって
いることがわかります。

判明しているだけでも、結構な数です。

人知れず、外壁が落下する事象自体は、この何倍もの規模で発生している
ことが推定されます。

こうして目の当たりにすると、すごいですね。

これだけ頻繁に事故が報告されているなら、
定期報告の基準が緩和されることは当面なさそうですし、
外壁打診の仕事が減少するのも、まだまだ先になりそうです。

この報告書には、いつどこでどんな事故が起こり、どう処理したか、
発生の原因は何かまで、追跡して調査した情報がリスト化されています。

 

昨年、大阪の繁華街の飲食店入口付近で起こった落下事故も、リストに載っています。
こちらは、NHKのテレビ番組でも取り上げられた事故です。

 

所さん!大変ですよ「追跡!タイル落下事故知られざる真相とは?

 

今後、ますます外壁の落下事故に関する世間的な注目度、そして注意喚起が、
強化されていくのではないでしょうか。

 

調査のプロ側も、様々なケースに対応する体制を、整えておく必要が
ありますね。

当協会に集まってくる情報も、バリエーションが豊富になってきました。

外壁打診調査に興味のある方は、最新の情報を盛り込んだ
「外壁打診調査士・資格認定講座」にぜひお申し込み下さい。

 

次回は7月開催の予定です。

詳細はこちらまで。

2017-05-11 | Posted in 新着情報

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