打診業務の多様性と協会のスタンス

前回の続きです。

9月に開催した外壁打診調査事業者認定と、外壁打診調査士資格
認定のセミナーに関しての2つの気づきについて書いています。

今回のテーマは2つ目の、
「打診業務の多様性と協会のスタンス」についてです。

当協会の外壁打診調査士、打診調査事業者認定セミナーでは、
受講資格に、打診業務の経験・未経験は含んでいません。

今回のセミナーには、打診業務について未経験の方と、経験者の
方がバランスよく参加していました。

中には、既にリピート客との良好な関係性を築いており、継続的に
打診業務を受注されている方もいらっしゃいました。

その方に話を伺ったところ、ここでは詳しく書けませんが、協会が
想定していたビジネスモデルとは異なる、ユニークな業務展開をされて
いました。「色んな顧客がいるものだなあ」と、スタッフ一同、思わず
感心してしまいました。

同じ業界どうし、互いの情報を共有できるのが、当協会のような業界
団体の良いところです。協会は打診業務のノウハウや情報の他、業務を
効率化させるためのツールなどを提供していますが、実質参加者からも
大いに刺激を受けており、建設的な情報交換が出来ていると感じます。
協会の立ち上げを「やってよかったな」と心から思える瞬間でした。

ただ、顧客や業務形態が異なると、見積条件や業務内容も当然異なり
ますので、協会の想定している設定では条件が合わなくなるケースも
生じ得ます。打診業務は今後まだまだ、多様性を見せていくはずです。

協会としては、このようなミスマッチは起きるのが当然であり、
事業者や調査士が、業務内容が異なる場合に、協会の考える見積条件に
従う必要はないと考えています。

むしろ、自由に業務を展開して頂いた方が、打診ビジネスの幅が
広がります。協会の想定とは異なる業務形態があって、それを望む
顧客層が広がっていくようでしたら、打診業界の幅が広がることになる
ため、業界にとって大いにプラスになります。

業務の中で、協会で提示しているノウハウやツールが有効に使える
部分があるなら、それはぜひ利用して頂きたいと思います。当方も、
業務の効率化や高付加価値化に焦点を当ててコンテンツ開発をして
いますので、役立つ部分も多いはず、と自負しています。

外壁打診調査士、打診調査事業者には、自らの強みやリソースと
協会の提供するものの中から「いいとこ取り」をして、打診ビジネスを
どんどん成長させて頂きたいと思います。皆さんの創意工夫の
ひとつひとつが、市場の成長につながっていくはずです。

2015-10-01 | Posted in News&Columns, 外壁打診調査, 新着情報

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