外壁打診調査

【コラム】地方での外壁打診調査

先日、東京から外壁打診調査認定事業者と外壁打診調査士が地方出張し、
山梨県甲府市にて、特殊建築物の外壁打診調査を行いました。

当協会お勧め、ロープブランコ技術を駆使する外壁打診調査チームも
同行し、数日かけて建物の調査をしてきた模様です。

本来、地方での物件は、地元の業者さんに受注して頂きたいところなのですが、
現状、まだ外壁打診調査士が全国展開できていないこともあり、
予算とタイミングが合う場合は、東京から調査士さんが出向いております。

 

とはいえ、当協会のスタンスとして、東京の調査士さんが全国行脚することを
推奨しているわけではありません。

長距離移動や宿泊を伴う地方出張には、予備日の設定が難しくなるなど、
リスクも大きいからです。

調査士さんが地方出張するメリットとしては、地方の方にもロープブランコによる
外壁打診調査の優れているところを、理解して頂けること。

認知度が広がることで、将来的には地元の業者さんにも、
仕事の機会やチャンスが広がることになりますからね。

 

ですが。。。

 

上にも書きましたように、協会のスタッフは、

「できれば、地方の案件は、地元の調査士さんに受注して頂きたい」

と、強く願っております(笑)。

 

2月20日(土)と21日(日)に、東京開催にはなりますが、
「外壁打診調査士・上級外壁打診調査士資格認定講座」、
「外壁打診認定事業者認定講座」が開催されます(講座のページはこちら)。

 

既に、熱心な方から講座への申し込みを頂いておりますが、

「地元で、初『外壁打診調査士』になって、
ガンガン外壁打診調査の仕事を受注したい!」

という意欲のあふれる、地方からの参加希望者をお待ちしております。

 

今回の募集は、2月5日(金)に締め切りますので、
お早めにお申し込みください。

 

第2回現場打診講習会

報告が遅れましたが、10月の末に、第2回目の打診講習会を
都内で開催しました。

今回も、多くの方がロープ持参で会場を訪れ受講されました。
前回に引き続き、2回連続で参加された方もいらっしゃいましたよ。

講師側は、2回目なので慣れもあり、打診調査の要点については
コンパクトにまとめてお伝えしました。講義でも伝えた内容なので、
復習がてら、さらっと振り返りました。

その後、打診業務の研修ならではの、現場でしか伝えられない
細かいノウハウ、知らないと困る現場の知恵に重点を置いて説明しました。

最も時間をかけたのが、ロープでぶら下がりながらの打診研修です。

 

第2回現場打診講習会 講習風景

 

 

ほとんど不適箇所のなさそうな壁面もあったのですが、
今回はあえて「やりがいのある」壁面を調査してもらいました(笑)。

外壁の中には、日光や風雨に多くさらされる壁面も一部あり、
そこには、タイルのウキやヒビが大量に発生します。

いざ調査を始めたら、予想よりも大量の不適箇所を発見し、
調査の予定時間を大幅にオーバーして、気持ちが追い詰められる。。。

現場では、そんな状況に陥ることも多々あります。

困難な状況になっても慌てずに調査をし、また時間もかけすぎない。
なおかつ、必要十分な不良箇所の情報を記録して、報告書に挙げる。

外壁打診調査士の皆さんに、現場での柔軟な対応を学んで頂くには
格好のトレーニング機会になったと思っています。

参加してくれた調査士の皆さん、お疲れさまでした。

そして、研修場所を提供して下さったオーナー様、ありがとうございました。
心より感謝を申し上げます。

2015-11-13 | Posted in News&Columns, 外壁打診調査, 新着情報

 

打診業務の多様性と協会のスタンス

前回の続きです。

9月に開催した外壁打診調査事業者認定と、外壁打診調査士資格
認定のセミナーに関しての2つの気づきについて書いています。

今回のテーマは2つ目の、
「打診業務の多様性と協会のスタンス」についてです。

当協会の外壁打診調査士、打診調査事業者認定セミナーでは、
受講資格に、打診業務の経験・未経験は含んでいません。

今回のセミナーには、打診業務について未経験の方と、経験者の
方がバランスよく参加していました。

中には、既にリピート客との良好な関係性を築いており、継続的に
打診業務を受注されている方もいらっしゃいました。

その方に話を伺ったところ、ここでは詳しく書けませんが、協会が
想定していたビジネスモデルとは異なる、ユニークな業務展開をされて
いました。「色んな顧客がいるものだなあ」と、スタッフ一同、思わず
感心してしまいました。

同じ業界どうし、互いの情報を共有できるのが、当協会のような業界
団体の良いところです。協会は打診業務のノウハウや情報の他、業務を
効率化させるためのツールなどを提供していますが、実質参加者からも
大いに刺激を受けており、建設的な情報交換が出来ていると感じます。
協会の立ち上げを「やってよかったな」と心から思える瞬間でした。

ただ、顧客や業務形態が異なると、見積条件や業務内容も当然異なり
ますので、協会の想定している設定では条件が合わなくなるケースも
生じ得ます。打診業務は今後まだまだ、多様性を見せていくはずです。

協会としては、このようなミスマッチは起きるのが当然であり、
事業者や調査士が、業務内容が異なる場合に、協会の考える見積条件に
従う必要はないと考えています。

むしろ、自由に業務を展開して頂いた方が、打診ビジネスの幅が
広がります。協会の想定とは異なる業務形態があって、それを望む
顧客層が広がっていくようでしたら、打診業界の幅が広がることになる
ため、業界にとって大いにプラスになります。

業務の中で、協会で提示しているノウハウやツールが有効に使える
部分があるなら、それはぜひ利用して頂きたいと思います。当方も、
業務の効率化や高付加価値化に焦点を当ててコンテンツ開発をして
いますので、役立つ部分も多いはず、と自負しています。

外壁打診調査士、打診調査事業者には、自らの強みやリソースと
協会の提供するものの中から「いいとこ取り」をして、打診ビジネスを
どんどん成長させて頂きたいと思います。皆さんの創意工夫の
ひとつひとつが、市場の成長につながっていくはずです。

2015-10-01 | Posted in News&Columns, 外壁打診調査, 新着情報

 

当協会が提供する打診結果報告書作成ソフトウェアについて

毎日暑いですね。

現在、当協会では9月5日・6日に開催される
「外壁打診調査事業者認定・外壁打診調査士資格認定セミナー」の
準備を進めております。

この業界、まだまだ環境の変化が目まぐるしく、新しい情報も次々に
入ってきており、セミナー内容のアップデートに追われています。

また、これまでお伝えしてきた内容を、よりわかりやすく伝えるために
出来ることがまだまだあるのではないかと、協会内部で自問自答し、
スライドやテキストも含め、改善を続けています。

そうそう、当協会が自信を持ってお届けしている、
「打診結果報告書作成ソフトウェア」も、何度かのアップデートを重ね、
かなり使えるソフトになってきました。
(その「使い方マニュアル」も当然、アップデート対象なのです)

打診結果をクライアントに報告するプロセスで、
単に「建物の外壁打診調査を行いました!」と口頭で報告するだけでは
済まされません(当協会では、そう考えています)。

実際に建物のどこで、何枚のウキやヒビ割れが発生していて、
全体としてどの程度の傷みなのかを、わかりやすい形でクライアントに
報告することが必要です。

そして、その裏付けとなる写真も、不備箇所ごとに必要です。

建物によっては、全体で数百ポイントにも達する不備箇所について、
一箇所一箇所、位置と傷みの規模と写真を提示する。

このデータがあれば、改修工事の実施時、見積時に、大いに役立ちます。

しかし、このデータ集計作業、相当な手間です。
報告書の形にするまで、以前は何週間もかかっていました。

当協会が提供する報告書作成ソフトを使ってからは、
かなりの時間短縮が可能となりました。

PowerPoint ƒvƒŒƒ[ƒ“ƒe[ƒVƒ‡ƒ“

 

このソフトで作成する報告書のスペックが、「過剰」との指摘を受けた
こともありますが、実際にクライアントさんの評判は良いですし、
「大は小を兼ね」ますので、場合によっては不要な部分を切り捨てても
構わないと思います。

打診事業に欠かせない報告書作成を、強力にサポートするソフトウェア。

打診事業に取り組んでいる方、これから取り組まれようとされている方に、
必須のアイテムとなっていくのではないでしょうか。

2015-08-05 | Posted in News&Columns, 外壁打診調査, 新着情報

 

ニーズ型ビジネスと、ウォンツ型ビジネス(その2)

前回、ビルメン業界は、定期的に必要なサービスを提供しているので、
ニーズ型の模範的なビジネス、と書きました。

ただ、ニーズ型ビジネスの悩みは、競合が多くなること。

ビルメン業界も例外ではなく、同業他社との価格競争で、業務単価の
ディスカウントが生じています。

またさらに問題なのは、昨今のデフレ傾向で、人々がビルメン業界の
サービスを必要とする頻度が減少傾向にあることです。

週に3回で契約していた清掃業務を、週2回に減らされる。
月に2回だったはずの点検業務が、月に1回でと言われて減額交渉。

安定したニーズ型ビジネスであるが故の、悩みとも言えます。

ニーズ型ビジネスで価格競争を避け、発展を続けるには?

それは、競合のないところで勝負することです。

競合の少ない分野に事業を広げるか、サービスの質を圧倒的に
向上させるか、のいずれかになります。

ここで、当協会がビルメン業界の新たなメニューに、と提案している
外壁打診事業の性質を見てみましょう。

外壁打診事業では、法律で「十年に一度は全面打診をする」ことが
定められています。打診のサービスは、十年に一回必要とされます。
デフレ下においても、法律の定めにより、その回数は変わりません。

また現在、ロープブランコによる外壁打診事業に積極的に取り組んでいる
業者は、まだまだ少ない状況です。安価な全面打診調査の方法として、
ブランコを利用する工法は圧倒的に優位にありますので、価格設定を
考える上でも、無理なディスカウントをする必要はありません。

外壁打診事業は、ニーズ型の事業としては件数が安定していますし、
これからも依頼はもっと増えるでしょう。価格の比較対象も、赤外線や
足場工法など別業界となりますので、業界内で角逐する必要が
ありません(同じ業界で価格競争するのは、避けたいですよね)。

ストレスなく、安心して事業に取り組むことが出来るという利点も
外壁打診事業にはあります。ポジティブな気持ちで仕事できる点も、
この事業の魅力ですので、興味のある方はぜひ取り組んでみて下さい。

2015-07-18 | Posted in News&Columns, ブログ, 外壁打診調査, 新着情報

 

ニーズ型ビジネスと、ウォンツ型ビジネス(その1)

外壁打診調査協会 理事の和田 裕です。

先日、とあるビジネスセミナーに参加してきました。
色々な業種のビジネスマンが集まるセミナーだったのですが、
顧客をどう集めるか、というマーケティングに関する内容が
充実していました。

その中で私が興味を持ったのが、セミナー講師の次の言葉でした。

「世の中には、ニーズ型ビジネスと、ウォンツ型ビジネスがある」
「自分のビジネスがどちらに該当するのかを分析し、それぞれの
ビジネスに合った形で、集客の戦略を練る必要がある」

ニーズ型(必要型)は、必要に迫られて買う商品を扱うものであり、
ウォンツ型(欲求型)は、なくても困らないが、人によっては非常に
欲しいというたぐいの商品(サービス)を扱うもの。

食べ物で言いますと、お米やパンを扱う商売はニーズ型、霜降り肉
など高級食材を扱う商売はウォンツ型の性質が強いです。

またクルマで言いますと、営業に必要なライトバンはニーズ型、
スピードやスタイルを楽しむオープンカーはウォンツ型です。

ここまで聞いていて、ビルメン業界のメニューは、ウォンツ型より
ニーズ型の性質の方が強いのではないかと思いました。

ビルやマンションをきれいに保つのに必要だから、ビル清掃の
需要が起こるわけで、より高級で特殊なサービスでない限り、
「是が非でも、○○社のサービスが欲しい」とはなりづらい。

また、そのセミナーの参加者には、独立志向の高いサラリーマンも
多く含まれていたので、こんな言葉も講師が言っていました。

「独立して新規事業に取り組むなら、ニーズ型の方が、ビジネスが
安定するまでの期間が、短く済みますよ。

ただし、世の中には同じことを考える人がたくさんいるので、
同業との競争も発生しやすい。低コスト化や、事業の多角化など
常に先を考えて行動する必要もあります。」

この言葉も、深く納得できました。

人に「欲しくてたまらない」と思わせるような商品を考えるのは大変
ですが、人が毎日、毎週、毎月必要なものを扱えば、買ってくれる人を
見つけさえすれば、商売が成り立ちます。

ビルメン業界は、定期的に必要とされる清掃サービスを提供している
のですから、ニーズ型の模範的なビジネスであると言えるでしょう。

気になるのは、後半の「同業との価格競争」です。

次回、外壁打診事業と絡めて、ニーズ型ビジネスの発展について考えます。
(7月18日更新予定)

2015-07-15 | Posted in News&Columns, ブログ, 外壁打診調査, 新着情報

 

外壁打診事業セミナーin大阪 開催しました

協会理事の和田です。
先週末、大阪にて外壁打診事業セミナーを開催しました。

時間を分けて計2回の開催だったのですが、皆さん真剣に話を
聞いて下さいました。本当にありがとうございました!

受講者数の多い方の回では時間が押し気味だったこともあり、
Q&Aタイムの盛り上がりがイマイチでしたが、

人数が少ない方の回では、セミナー開始前から質問が飛び交い、
最後の質疑応答の後、和やかな雰囲気で解散、となりました。

今回の関西出張の機会に、各関係省庁をヒアリングして回り、
様々な有益な情報を得ることが出来ました。

その中で確信したのは、


①東京と同じく関西でも、定期報告制度の提出義務は大差なく、
  今後ますます提出の圧力が強まっていく
 

②関西では、まだロープブランコによる外壁打診調査の知名度が低く、
 きちんとその価値を伝えていけば急成長を遂げる可能性がある

の2点ですね。

代表理事の吉川がセミナーでお話しさせて頂きましたが、
現在の、関西でのロープ打診の普及度合い、知名度の低さは、

4年前吉川が東京で打診事業を始める前の雰囲気に酷似している
そうです。

これから、関西でのロープ打診事業の需要は増加していくものと
考えられますが、その一助となるよう、当協会でもロープ打診調査に
ついて、協会ならではの情報を発信していきたいと考えています。

皆様、時々このホームページを見に来て下さいね。

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